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ベルリン

3.11 東日本大震災から1年。
震災の経験を踏まえながら原点に戻り、
『いい家とは・・・』
『理想の家とは・・・』
『家族を守る家とは・・・』
『家族が幸せに暮らせる家とは・・・』
を、しっかり考えお施主様と一緒に形にしていきたいと改めて思っております。
唐突ですが、2020年。8年後です。皆様はおいくつですか。お子様はおいくつ?お孫様は?
国土交通省と経済産業省は
≪2020年迄に、新築住宅・建築物について省エネ基準への適合を段階的に義務化することとし、
2020年迄の具体的な工程(対象、時期、水準)を省エネ法改正にあわせて明確にするよう関係省庁と調整する。
省エネ基準は、躯体の断熱化に加え、自然エネルギー利用や給湯・冷暖房などの設備機器のエネルギー消費も
対象とする。≫
と打ち出しました。
自然エネルギー利用、給湯、冷暖房の設備等を考える時、
太陽光と太陽熱、コージェネレーションなどが考えられます。
家庭で使用されるエネルギーの3分の1は給湯に使われています。
電気をつくる事も大切ですが、お湯をつくる事も重要です。
しかし、省エネに重要なのは建物本体の性能です。躯体の断熱化です。
自然エネルギーを利用して電気やお湯をつくっても
基本的な家の断熱性能が悪いとエネルギー効率が悪くなります。
屋根・壁・床の断熱そして窓の断熱がしっかりしていれば少ないエネルギーで充分です。
今まで、10のエネルギーが必要だったのが、躯体性能を良くする事によって
5のエネルギー、3のエネルギーで足りてしまうと言う事です。
躯体性能の良い家に太陽光や太陽熱等の自然エネルギーを使うとより効果的になります。
8年後は、そう遠くありません。
家づくりをお考えの方は、これを踏まえ8年後と言わず、
20年後30年後を見据えて家づくりをお考え頂たちと思います。
今、日本では、≪ゼロエネ住宅≫を目指していますが、
ドイツでは既に国策として≪プラスエナジーハウス≫に取組んでいます。
2月に再びドイツへ行ってきました。
プラスエナジーハウスですから、エネルギーは自給自足。且つ、エネルギーが余る家という事です。


プラスエナジーハウスです。大丈夫です。
壁にも太陽光発電のパネルが貼られています。ドイツには、日射遮蔽する外ブラインド があります。
南面全面窓! 夏どうするの~?羨ましい。。。

コージェネ部分です。床暖房。
データを取る為色々機器がついています。低温のお湯を循環させます。これは良いかも。
私たちが見学した数日後には一般の方が一年間住んで、エネルギーのデータを取るそうです。
今回のドイツ行きの目的ですが、プラスエナジーハウスの見学。
2年に1度の住宅・環境・エネルギーメッセの見学。


メッセ会場。 広くて広くて。。。。。疲れました。
ドイツでは断熱材はセルロースファイバーかウッドファイバーです。
そして、トリプル樹脂サッシは当たり前。
そして、日本エネルギーパス協会として特別に国会議事堂や国交省を案内して頂けると言うことでベルリンへ行ってきました。
個人ではなかなか見る事の出来ない所まで国交省のヘグナー氏に案内して頂きました。(日曜日なのに。)

国会議事堂も既に断熱改修済み。

ドイツでは建物の性能を示す≪エネルギーパス≫(家の燃費のものさし)を入口に貼る事が義務付けられています。
勿論国会議事堂や国交省にも!


国会議事堂の屋上にもやっぱり太陽光パネル。議事堂の天井には光を取り込む為の鏡。
人の熱気までも熱に変える工夫も。。。
改めてドイツのエネルギーに対する政府の対応が進んでいる事を再確認致しました。
少なくとも日本の10年先を行っているのではないでしょうか。
おまけですが、ベルリンと言ったら・・・

森鴎外かな。。。森鴎外記念館です。

あの、ポツダム会議が行われたお城です。
本当に有意義な一週間でした。
感謝です。