BLOG
構造と断熱気密の関係
日本は世界でも有数の地震多発国で、震度1以上の地震は日常的に観測されているといわれます。ここのところ各地で大きな地震が続いており、家づくりに携わる者として、改めて丈夫で強い家を提供していかなければならないと感じております。私たちは、許容応力度計算による耐震等級Ⅲを必須と考えています。
構造と断熱・気密性能はセットである
実は、構造体がしっかりしていて揺れにくいことは、断熱・気密性能にも深く関係してきます。
日本は地震が多い国ですので、地震で建物が揺れたとき、断熱材が構造の動きに追従しにくいと隙間や歪みが生じ、断熱・気密性も落ちてしまいます。計算上どんなに断熱性能が高くても、その性能を維持するのは難しくなるのです。構造が弱ければ、省エネ性能そのものが成り立たなくなってしまいます。揺れにくく、強い構造であれば、断熱気密性能は安定して維持されます。
建てた時がいちばん性能が良い
家は、建てた時がいちばん性能が良いものです。40年、50年の間には何度も地震に遭遇するわけですから、最初から耐震等級や断熱等級、気密(C値)をできる限り良い数字にしておかなければ、数字は年々下がっていきます。
耐震等級Ⅲは、安全性の目安であるだけでなく、断熱性能を保つための前提条件でもあります。耐震と断熱性能は、切り離せないセットなのです。
素材選びも構造・断熱と同じくらい大切
そして、耐震で重要な構造と断熱には、使用する素材も大切な要素であることを忘れてはなりません。壁の中で結露が起きないような素材を選び、正しく施工することが、家を長持ちさせることにつながります。
これは新築だけの話ではありません。リフォームや増改築の際にも、同じように重要なポイントです。
標準であることの先にある、お客様だけの家
家は、毎日の生活を支える器です。今現在だけでなく、40年後、50年後まで性能を維持できるかどうかが重要になります。これが特別なことではなく標準になることが大切であり、その先にお客様の個性がプラスされる家づくりをしていきたいと思っております。